小田原市が誇る梅。2月上旬から3月上旬にかけて一気に開花します。
お土産としても梅干しは有名ですが、梅見の名所としても有名。
ご当地キャラ「梅丸」も、梅がモチーフなってますから。
曽我梅林:約35000本
小田原最大級の梅林は、曽我別所に有る曽我梅林。
その梅の木の数は約3万5000本と圧倒的に多く、国内でも有数の梅見スポット。
開花期間中は「曽我別所梅まつり」も開催されています。
期間中はイベントも豊富で、流鏑馬や獅子舞等も行われる。
食堂や売店も登場し、つきたての餅も販売されます。
※2018年は2月3日(土)~3月4日(日)の期間に開催
梅の木の本数が非常に多いので、どこを歩いても梅。
あたり一面梅だらけ。梅の甘酸っぱい香りも楽しめます。
高台の梅のトンネル。
高台からの富士山の眺め。
富士山を見ながら梅を楽しめるのも、曽我の梅林の良いところ。
赤ピンク色が際立つ、枝垂れ梅エリア。
売店、食堂、お手洗いエリアへの案内。
お祭りらしく、屋台も多く出店されています。
梅まつりという事で、梅関連のお土産もいっぱい売ってます。
小田原はみかんの産地でも有り、
現地のフルーツ類も格安に販売されてました。
食事処は屋台以外にも沢山ある。
屋内の飲食店「うめの里食堂」も有ります。
軽食程度のメニューですが、野外で食べるのは、また格別。
梅にちなんだメニューも有り、意外と格安です。
うめの里食堂メニュー(2017年Ver.)
- うどん:420円
- そば:420円
- 天ぷらうどん:600円
- 天ぷらそば:600円
- 梅の香うどん:500円
- おでん:450円
- 味噌おでん:330円
- 梅ごはん:420円
- かん酒1本(1合):360円
- 甘酒:200円
- 梅ちくわ:200円
- 特製ふろふき大根(梅味噌仕立て):160円
敷地内には「ふじみCafe」も有ります。
甘酒ドリンクがNHK「あさイチ」で特集されていたという事で、
甘酒青汁なるものが・・・
現地の採れたて生絞りみかんジュースも販売されてます。
ふじみCafeメニュー(2017年Ver.)
- 梅ちくわ:200円
- みそおでん:330円
- 氷結:210円
- オールフリー:210円
- のどごし生:210円
- 梅酒:300円
- 缶ビール:310円
- 日本酒:360円
- 梅ジュース:200円
- みかんジュース(ストレートフレッシュ):200円
- 珈琲:200円
- 甘酒:200円
- 甘酒青汁:250円
- 甘酒ミカン::250円
- 甘酒豆乳(温あり):250円
大人気であり名物なのが、つきたての餅。
うめの里食堂近くの「餅つき御殿」で販売されてます。
午前10時15分頃の販売開始とともに、この行列。
左からあんこ、大根からみ、きな粉。
全て200円という値段なのに、非常に美味しい。
ウロウロしていると、
小田原市のキャラクター「梅丸(うめまる)」君も登場。
今考えれば、梅丸君は、私の子供の頃から存在していました。
ご当地キャラクター、ゆるキャラブームの先駆け。
梅見ということで、貸ゴザのサービスも有ります。
ゴザ一枚50円。無人レンタルなので、お金は箱の中に。
屋外の飲食スペースも設けられており、うめの里食堂付近にあります。
曽我梅林へのアクセスはというと、
曽我という割と奥まったエリアにあります。
基本的には梅林という事で、あくまで一般道の中でお祭りしている感じ。
観光地と言うほど交通のアクセスも良く無く、
交通整備されているような場所でも有りません。
アクセスマップは公式サイトより、ダウンロードできます。
→小田原梅まつり・曽我別所梅まつり観光協会公式ホームページ アクセスのご案内
駐車場は無料でも停められますが・・・あまりオススメしません。
敷地内の農道や一般道に路駐するような感じ。
混み合っているので、停めるのも動くのも大変。
狭い道路の半分に車がズラズラズラッと並んでます。
有料駐車場とはいえども、その料金は500円なので・・・
広場のような場所に駐車でき、
係員(誘導員)も常住しているので、有料駐車場を推奨します。
いずれにせよ混み合いますので、開花中は早めに行くに越した事はありません。
電車で行く場合は、最寄り駅はJR御殿場線の下曽我駅となります。
未だICカードには未対応となってますので、お気を付けを。
電車の本数も多く無く、駅も非常に混み合いますので、
事前に切符を購入しておく事をオススメします。
近くには、小田原で有名な「小田原牧場アイス工房」も有り、
一息つくのにオススメ。
アイス工房も梅まつりの一部として開催されている感じ。
外には売店も登場していました。
ジェラートは何食べても美味しい。曽我の梅ジェラートも有ります。
観光向けの大型バスも沢山入っており、
アイス工房の駐車場からの眺めも最高。
ジェラートを食べながら梅見。ここだけの贅沢。
2月の中旬~下旬が見頃で、満開になる事が多いですが、
毎年開花時期も微妙にズレるので、
リアルタイム開花情報を、観光協会の公式ツイッターで確認するのが確実です。
辻村植物公園:約560本
次いで梅の本数が多いのが、辻村植物公園。
こちらは久野の山奥にあり、
植物公園ということで、別の植物も植わってるエリアがあるのですが、
大半を占めるのは、名物の梅林。
植物公園という事で、散策道っぽくなってます。
梅の中を歩く感じ。空が青い。
奥の方に行くにつれ傾斜も大きくなり、まさに林。
というよりも山道。ちょっとしたハイキングコース。
高台には、梅林を見渡せる休憩所も有ります。
梅林とともに、海も見渡せる絶景。
梅林の中には、ベンチも有り、梅の中で休むことも可能。
入って良いのか戸惑うくらいの林っぷり。
満開ですね。サクラとは違って、これもまた綺麗です。
入口は、梅まつりっぽい感じにはなってますが、
売っているのは梅干しと梅ジャムくらいの売店でした。
甘酒無料サービス(先着100名)もやってました。
辻村植物公園へのアクセスはというと、
わんぱくランドやいこいの森と一緒。
場所も近いので、いずれかを目標にすれば、迷わず着けるかと。
辻村植物公園の駐車場入口。
専用の駐車場は広くありませんが・・・・
隣にはわんぱくランドもあるので、そちらに駐車しても良いと思います。
駐車料金は510円と一緒で、駐車券(回数券)も共通となってます。
→「小田原こどもの森公園わんぱくらんど」は、神奈川最高の子連れスポット!
注意点としては、梅の開花時期は2月という事もあり、まだまだ寒い。
小田原の山の奥地では、路面が凍結している事も多い。
今年は雪も積もったので、標準タイヤで滑りました。特に朝方は注意が必要です。
公共機関バスで来る場合、辻村植物公園のバス停で降りるのみ。
小田原フラワーガーデン:約480本
小田原フラワーガーデン前は、4月の桜並木も楽しめますが・・・
敷地内には梅林が有るので、2月は梅を楽しむことも可能です。
入口には「梅まつり」の、のぼりもあがってます。
梅林は敷地入って右手。
「渓流の梅林」という看板が有ります。
フラワーガーデンという事で、
他の梅見スポットに比べると、見る為に整地されている感じ。
通路も整備され綺麗です。
小さな川に、景観とマッチした橋。
別アングルバージョン。
まさに、梅を楽しむための散策コースですな。
梅まつりという事で、お茶と焼餅のサービスも有りました。
無料で配っているという素晴らしさ。
昔ながらの玩具も置いてありました。けん玉とか。
奥の方には池もあります。
フラワーガーデンは、梅の種類も豊富で、その数は約200種。
品種表記も有るので、説明を見ながら梅を楽しめるのも有り難い。
鹿児島紅(かごしまこう)に、一重緑萼(ひとえりょくがく)という名称・・・
梅の名前は難解だけど、カッコ良いんだな。
諏訪の原公園の横にあり、フラワーガーデンへと続く散策道も有るので、
そのまま大きな公園で遊ぶことも可能。徒歩五分の距離です。
諏訪の原公園へ歩いて行くと、素晴らしい見晴らしも目に入ってくる。
フラワーガーデン内にも駐車場は有りますが、
諏訪の原公園の駐車場の方が広いので、
こちらを利用しても良いと思います。いずれも無料です。
小田原城址公園:約250本
小田原城址公園も、桜の名所としても有名ですが、
実は、梅の木も多く植わっており、2月は梅花を楽しめます。
梅まつりのイベントとして、
立春青空句会や、絵画コンクール等も行われます。
サクラの時期ほどは混み合いませんが、小田原城は観光地として有名ですので・・・
行く際は余裕を持って。
2月~4月は梅と桜と花見に忙しい季節。4月の小田原サクラも是非。
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