栢山に有る「月読(つきよみ)」は、
食べログで、そばの百名店(2018、2019)にも選出されているお店。
ウナギの百名店には、風祭の「友栄」も選出されています。
老舗ではなく、こだわる若い主人の有名店。
テレビでも紹介されていたりと、
以前から気になっていたので、行って参りました。
蕎麦 月読の場所
小田原市栢山に有るので、
小田原の中心地からはちょっと離れた場所に有り、アクセスも悪いです。
小田原駅から、車で約15分ほどの距離。
月読の基本情報
- 住所:〒250-0852 神奈川県小田原市栢山2222-3
- 営業時間:午前11:30~14:30、17:30~20:00
- 定休日:毎週月曜日
- 決済方法:現金のみ ※クレジットカード不可能
最寄りの駅は、小田急小田原線栢山駅。
駅からも約800mの距離が有り、徒歩10分ほどかかります。
蕎麦 月読の外観&駐車場
外観は、古民家というよりは、キレイな一軒家。
看板も蕎麦屋というよりは、中華っぽい雰囲気。
駐車場は、店の前に6台ほど。
入り口。新そば打ちはじめましたってよ。
乳児、未就学児はお断りの看板も有ります。
蕎麦 月読の内観
店内
店内は、和モダンの雰囲気。
入ってすぐに、テーブル席が4テーブル10席、
右側奥には、小上がりもあり。
座敷が4テーブル14席ほど。
テーブル
席に付くとお茶のサービス。
メニュー、つまようじ、七味唐辛子が置いて有ります。
トイレ&洗面所
トイレと洗面所は、レジ横に有ります。
トイレは1つのみ。洗面所とトイレで別れています。
トイレはウォシュレット付き。綺麗です。
蕎麦 月読のメニュー
月読では蕎麦メニューがメインであり、
ご飯を使った、丼ものメニューは有りません。
冷たい蕎麦メニュー
- せいろ:728円+税
- ごまだれ:878円+税
- とろろ:1,119円+税
- 鴨せいろ:1,546円+税
- 天せいろ:1,546円+税
- 納豆(ぶっかけ):1,000円+税
- 辛味おろし(ぶっかけ):1,000円+税
温かい蕎麦メニュー
- かけ:728円+税
- 山かけ:1,119円+税
- きざみきつね:1,055円+税
- 鴨なん:1,546円+税
- 天ぷらそば:1,546円+税
蕎麦メニューは、いずれも大盛りが200円+税、
追加せいろ491円+税。
一品料理メニュー
- わさび茎醤油漬け:337円+税
- 鴨の特製ソーセージ:728円+税
- 玉子焼き:710円+税 ※土日祝の昼以外
- 天ぷら盛り:1,073円+税
- そばがき:1,046円+税 ※平日3食限定
ドリンクメニュー。
アルコールメニューも豊富。昼飲みも可能です。
日本酒銘柄も揃ってます。
季節で変わるメニューも有るんだな。
蕎麦レビュー
そばがき
旨い蕎麦屋には、そばがき(かいもち)が有る。
平日3食限定のそばがき1,150円(税込)、
せっかくなので頂きました。
時間がかかるとのことでしたが、
他にお客さんも居なかったのか、割と早く提供されました。
大きな「そばがき」がゴロっと一個。
そば粉と熱湯だけで作ったとは思えない粘度。
伝わるかな、このモッチリ感。ホント餅みたい。
蕎麦の香りも凄いですが、食感も面白い。
噛めば噛むほどに蕎麦の香り。
蕎麦好きにもたまらないと思われます。
天せいろ
定番の天せいろの大盛り、1700円+220円(税込)。
蕎麦つゆは濃い目。
軽く付けて食べる程度で、
十割蕎麦ということで、蕎麦の香りも凄い強い。
十割蕎麦なのに、モッチリとしたコシが有り、
ツルツルっとして喉越しも良い。不思議。
薬味は、ネギとわさび。
ワサビもこだわってるのかな。なかなか効いてます。
天ぷらは、車海老と季節のお野菜。
車海老なので大きさにインパクトは無いけど、
プッリプリで衣もサックサク。
揚げ油は、太白ごま油。ごま油なのに意外とアッサリ。
舞茸も、しっかりキノコの香りを感じました。
そばつゆと天つゆが、別になっているのも地味に嬉しい。
間違えて、天つゆで蕎麦食っちゃったりするんですけどね。
鴨せいろ
そば屋で頼みたくなるのが、鴨せいろ1,700円(税込)。
これ当たりでした。
鴨つゆの鴨肉ってオマケみたいなところが多いんですけど、
ここの鴨はスゲー旨かったです。
厚くて柔らかい鴨がゴロゴロと。焼いた鴨の香りも良い。
つくねやネギもたっぷりはいってます。
冷たい蕎麦を温かい汁に浸けて食べる。
この感じもなんともいえないですね。
蕎麦湯
締めに出てくるのが、蕎麦湯。
ここの蕎麦湯は凄い濃厚。
蕎麦猪口に注ぐとトッロトロ。
蕎麦つゆを入れたり、鴨汁を入れたり・・・
うっかり飲み干す旨さ。蕎麦スープですね。
普通盛りと大盛りの違い
ここの蕎麦は、蕎麦の量が少ないです。
これが通常の蕎麦の量。頑張れば一口で喰えます。
大盛り(+220円)でこれくらい。
大盛りで、他店の普通盛りくらいといった印象。
大盛りでもちょっと物足りない量でした。
十割蕎麦なんで仕方ないのかなぁ・・・
たくさん蕎麦を楽しみたいひとは、
大盛り220円(税込)と追加せいろ540円(税込)は、欠かせない。
となると、まぁまぁの出費も避けられません。
蕎麦 月読の感想
正直、私は二八蕎麦の方が好きなのですが、
この店で十割蕎麦の概念が変わりました。
十割で、あんなコシの有る蕎麦ができるんだなと。
そばの香りもやっぱり違いました。
小田原、箱根周辺には、蕎麦の名店も多いですが、
十割蕎麦が食べられる店も無いですからね。
難点は、子供お断りということと、時間がかかるということ。
こだわりが強そうな感じは伝わるので、その辺も許容できれば。
あと蕎麦の量が少なく、値段がちょっと高い。
ガッツリ食べるという感じの店でも無い。
立地も悪いのに・・・観光地並みの価格。
地域密着、地元民のお店という感じでも無いです。
あくまで蕎麦なんで・・・蕎麦好きの為の高級そば屋。
あの鴨そばは、また是非とも食べに行きたいのだけども、
ちょっと頑張らないといけないね。
値段云々無視できれば、間違い無い蕎麦屋でした。
コメント